。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。
あたしの怒鳴り声を聞いて、二人がびっくりしたように顔を上げる。
戒はキョウスケの右手を握ってはいたけど……二人ともちゃんと服を着てるし、向かい合って胡坐をかいてる。
戒はキョウスケの手を握りながらびっくりしたように目を丸めていたし、
手を握られたキョウスケは涙目になった顔をあたしに向け、不思議そうに首を傾けている。
「……なに…やってんの…?」
あたしはその光景を見て間抜けにもそう聞いていた。
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「何ぃ!リコのメールに返信してて手がつっただとぅ!」
キョウスケ…お前大丈夫かよ。そんなんでけんしょーえんとかありえねぇんだけど。
「こいつはケータイに弱いんだよ。変なとこアナログなんだよなぁ」戒はカラカラ笑う。
「だって普段メールなんかしないし…」
「そーなんだよ。俺がこいつにメール送っても無視か、数時間後に“はい”って○もないそっけない返事が帰ってくるだけでよぉ」
戒が片眉を器用に吊り上げて、キョウスケを睨んでる。
「メール苦手…」
とキョウスケは涙目になったままの顔をぷいと逸らした。
「だけどお前、アンケートの答えに二週間も悩んで、おまけになっがいメールを返すのに指がつるってアホじゃねぇかよ」
「キョウスケはお前と違って真面目で優しいんだよ」
そっか……二週間も放置の理由は、キョウスケなりにちゃんとした返事を考えたわけだな。
不器用なヤツ。そんなん適当に答えればいいのに。
でもリコ……ちょっと脈有りじゃない??