。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。


キョウスケの部屋まで行くと、中からぼそぼそと話し声が聞こえた。


話の内容までは分からないけど、二人とも声を低めて何やら真剣な様子だ。


またあいつらは、内緒話しやがって!


いかりながらも、「何話してンだ?」と思い、あたしは襖に耳をくっつけた。


襖(壁)に耳ありっ!


お前らの会話は全部聞いてやる。



「…いっ!戒さん…もう少し優しいやってや」


キョウスケの抑えた声が聞こえた。


緊張を帯びた関西弁。


な……なんだ……?


「もうちょいや。響輔、我慢しい」こっちも何か切羽詰まった感じ…


「……む、無理…痛いわ。ホンマ堪忍」


「響輔、力抜け。もうちょいや」


な、何か怪しい会話!!!


おまえらナニやってんだよーーー!!!


「…あかんて」


響輔の言葉を聞いて、あたしこそ「あかんて!」と叫びそうになった。


もう我慢ならねぇ!!


バンッ!!


あたしは思い切り襖を開けた。


「おいっ!てめぇら!!ナニやってンだよ!」




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