軽業師は新撰組隊士!
その言葉に、
その笑顔に、
三人はどんな言葉をかければよいか迷った。
「あー…、その、悪かったな…?」
「いや、別に大丈夫です。初代柴田家軽業師の、柴田源泉は……言っていたそうです。」
土方の謝罪に、楓は軽く答える。
「“我々は滅んだのではない。新たな道を開いただけだ。”と。」
―――忍としては終わった。
―――しかし、軽業師として始まった。
先祖……柴田源泉は、悲しむより前に進むことを選んだのだ。