不器用な君、一途なあたし

あいつは朝木樹里と言うらしい

多分この時から俺はあいつが気になってたんだと思う


でも、今―――




「宮瀬くん、おはよ!」

「………」

不器用な俺はいつもあいつを無視してしまう

笑顔で挨拶されるとどうしていいか分からなくなる…

あいつを傷つけてる

ダメだな、俺……



< 11 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop