涙色のlove story
【結仁side】
「…ん…耀介…?」
あたしは目を覚ました。
「悪ぃ。起こしちまったか?」
「ううん、大丈夫。」
久々に耀介に会えて
思わず笑顔がこぼれた。
「夜遅くに来てくれてありがと。」
「悪い、最近来れてなくて…」
「全然大丈夫。
それより耀介、聞いて?」
「ん?」
あたしは話を始めた。
「あたしさ、耀介の事まじで好きだったんだ。
で、告白されて、付き合って…
自分の人生まじで幸せだった。
何年も付き合って、
毎日幸せで、隣に耀介がいて、
自分にとって嫌な事なんて何一つなかった。
でも、病気になって
本当に辛かった。
友達とも遊べないし、
耀介とのデートでも倒れたりするし、
病気は進行するし…
たった一瞬で神様に
地獄に突き落とされた気がしたの。
いままで散々耀介に
我が儘言って困らせて、
迷惑もたくさんかけたくせに、
病気になってまた迷惑かけるわけには
いかないでしょ?
耀介、最近仕事忙しいみたいだし、
面倒なんか見る暇もないじゃん?
だからさ…」
「これさ…
もしかして別れ話?」