空っぽなあたしとヤンキーな彼
そんな他愛もない話をしていた時だった。
ガラッ
「静かにしろー。」
担任の中島。
さっきまで、説教してたヤツ。(俺の)
「えーと、もうじき来ると思うんだが…」
そう言って、廊下へ目を向ける。
そこに、髪の短い女の影が映った。
たぶん、センコー。
その後に、髪の長い女。
先生が入るよう指示した。
「…―――」
俺は目を疑った。
さっきのヤツだ。
俺を見つめている。
また俺も彼女から目を離さなかった。
いや…離せなかった。
