届かない


学活

今は9月の中旬にある体育祭についての会議。

「体育祭でうちの組は2人三脚縄跳びリレーに力いれてるんですが、誰かやってくれる人いない~?」

と先生が訴える。

先生、他のクラスは夏休み前に決めてるって。
遅いよ、先生。

「男女2名づつなんだけどぉお(」

先生-喋り方かえてくださーい!(

うちは運動音痴やし、皆でやって失敗があまりバレない綱引きにしよ…

「由依っ!名にやる?」

話しかけてきたのは、うちの後ろの席の白沼 陽奈(シロヌマ ヒナ)。

「ん…綱引きかな…」

そういうと陽奈はちょっと躊躇ってこう言った。

「…綱引きも良いけど…2人三脚縄跳びリレーはどう?」

ニコニコしながら言う陽奈。
その可愛い笑顔が今日はなんか悪魔に見えるよ←
うん^p^

「うち運動音痴やもん…←」
というと陽奈も
「うちも」
と。

じゃあ、何で…(
力を入れてる競技に…

と言おうとしたら陽奈が、

「…うちも運動できないけど…ホラ、男子のペアみて」

陽奈が視線を送っている方をみる。
と、

坂田と秀冰が←

「まじか」

「まじよ←」

陽奈は坂田が好き、うちは秀冰が好き。

「…これは…やるっきゃない!」



< 119 / 119 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ベタなしちゅえーしょん♡.

総文字数/1,845

恋愛(その他)10ページ

表紙を見る
人生初の相合傘の相手【短編&実話】

総文字数/564

恋愛(その他)6ページ

表紙を見る
愛も忍耐力!?

総文字数/22,072

恋愛(その他)137ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop