届かない

「由依ー!?
片付け終わったァ?」

「あっ,はーい!
終わりそっ…!」

そう言いながらユーフォのケースを楽器倉庫にしまいににいこうとしたら…

‘どしんっ’

誰かとがぶつかった…Σ(・□・;)

なんとかユーフォは無事な物の,あたしは転んでしまった。
派手なシリモチをついたあたし。

「いたたッ…」

と,お尻を摩りながら言った。

そしたら

「そんなトコにいんじゃねぇよ。
邪魔なんだよ。このブス。
キモい死ね」

そこに居たのは小学校の頃の男子のリーダーの“岩峰 拓(イワミネ タク)”だった…

「ってかお前…
まだ生きてたんだ?
死ねば良いのに」

こいつの言葉で動けなくなった…
死ねば良いのに?
シネバイイノニ?
シネ…?

また,あたしはイヤガラセされるのだろうか?
何で?
もう謝ったじゃん…

嗚…ヤバイ…
吐きそう…






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