俺様Lover
同じはずなのに…
すっげえ虚しい
セックスなんてすんじゃなかった…
「悠、もう一回」
「今日はもう帰れ」
「なんか機嫌悪いね?わかった。じゃあまたね~」
まるで何事もなかったかのようにアケミは家を出ていった
アケミが出ていった後もこのわけのわからないモヤモヤは消えなくて、とりあえず風呂入って寝た
どれくらい寝たのか、ケータイの鳴る音で目が覚めた
「もしもし…」
「もしもし、俺」
「星夜?何?俺まだ眠いんだけど」
「お前アホだな」
反論の声は星夜の時計見てみろよという声に書き消された
時計?
枕元にある時計を見てみる
8:30A.M.
8時半…
「8時半っ!?」
「遅刻けってーい」
「お前もっと早く起こせよ!」
「起こしたけど起きなかったのはお前だろ?」
ムカついたから、そのまま電話切って制服を着て家を出た
腹減った…朝飯…

