幼なじみ
憂鬱


先輩・・・妹さんにプレゼント渡したのかな?
喜んでくれたかな・・・
しんぱいだよぉ

「みなみいます?」
聞き覚えのある声、千佳と離している
誰だろう?
「みなみーっ!!悠斗君!話あるみたいだよ?」
悠斗!?悠斗が私に何のようだろ・・・

「どうしたの?」
心臓が止まりそうなくらい緊張してる・・・
「俺のお母さんと、お前のお母さんで今度旅行に行くらしいんだ・・・」
「うん。それで?」
「だから、俺たちご飯どうする?父親も仕事だろ?」

そっか・・・お母さんたち出かけるんだ・・・
と、いうことは・・・
悠斗が家にくる!?

「?何あわててんだよ??まぁそーゆ事。明日だからな?」
あ、あした!!
なんでお母さん言ってくれないのさ・・・

「みなみーどうしたの?顔色悪いよ?」
そりゃそうだ・・・悠斗と一緒にすごすなんて・・・気まずくて
落ち着けないよ・・・

家に帰ると
お母さんは旅行の準備をしていた
「あら、おかえり!お母さん明日・・・」
「知ってる・・・旅行。いくんでしょ?」

「あー悠斗君でしょ?聞いたの、お昼くらいには帰ってくるわよ!大丈夫だって」
そんな事じゃない・・・
そんな心配じゃない・・・

私は悠斗が怒ってないか心配なの

「早く明日になんないかなぁー」
お母さんは何も知らないからのんきに歌なんか
うたっている・・・
明日、どうしよう
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