幼なじみ

「ほら、ないてると、遅刻しちゃうよ?」
「う・・・うん・・・」
涙を拭いて、二人で学校へ向かった

「ねえ・・・このまま、悠斗と会わないつもり?」
「うん・・・でも、私だってこのままじゃ、だめだと思うけど・・・」
本当にどうしていいかわかんない・・・

「まあ、少しでいいから、どうにかしていこう」
コク、とうなずくと
ホームルームで先生が入ってきた

授業中も休み時間もずーっと
悠斗のことばかり・・・
もう、なんで悠斗ばっかり頭にでてくるのさあ!!

「それじゃ、次の問題は・・・みなみ、解いてみろ」
だいたい、意識がなくなるくらい
お酒なんて飲むのがいけないんだよ・・・

私、何も悪くないよね?
別に盗み聞きしたわけじゃないし
「みなみーぃ?俺の授業聞いてたか?」
「へ?え、あ!はい!あの、全力で取り組んでます!」
あ、私わけのわからないこと言ってる

「アハハハ・・・」
うう・・・めちゃくちゃみんなに笑われた
「何をやってるんだお前は・・・まじめに授業受けろ!」
「ハイ・・・すいません」

「ちょっと、みなみ!どうしちゃったの?」
「うん・・・自分でもおかしいってわかってる」
ハアと大きいため息をつく千佳
私、やっぱり何かおかしい??

「とにかく、授業だけは集中しなよ?後で取り返しのつかないことになるからさ?」
「うん・・・」
千佳は真面目だからプライベートはプライベート
勉強は勉強ってしっかり分けられるからすごいよね・・・

「放課後は、ここで待ってて!今日バイトだから」
「了解、そうじ終わるまで待ってるから」
会話が終了と同時に
予鈴のチャイムがなった
< 34 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop