17-セブンティーン-


そのときナイスタイミングで競技が終わり、
旗やらを持った係が戻って来たためテント内がちょっと騒がしくなった。


「頼むぜ、リーダー」

「ちょっ!ちょっと!」


俺と橘さんは、次の競技の準備に取り掛かった。


あぁ…暑い…。




午前のスケジュールが終わったが、用具係はまだ残っていた。

午前のプログラムが終わったら、
午後のプログラムに使わない用具は先に片付けるらしい。

玉入れの諸々や大玉がその類いだ。

それでいて午後に障害物があるため、主にそれに使う用具を準備しておく。


係に与えられたテントが小さいため、このような策が取られるのだ。


「ここでひとつ~決を取りたいのですが~」


リーダー(3年)は言った。


「準備と片付けですね~

先に済ませたい方も、
先に休憩に行きたい方もいると思うんですよね~

午前のプログラム終了時にするか~

それとも休憩後、集合を早めてするか~

どっちがいいですか?」


うぅ…正直どっちでもいい…。

だがリーダー(3年)の民主主義な心意気を汲んで、
俺は《午前のプログラム終了時》に手を挙げた。




< 111 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop