俺様彼氏注意報
かぁああああああと
赤くなる顔
『似合ってないよ、
恥ずかしい…』
赤い顔を隠すために
下を向きたいのに
須王の指がそれを許さない。
絡み合う視線
心臓がドクンッドクンッ
とうるさい
須王に聞こえてないか
ひやひやする。
顎にあった手がすっと移動し、
あたしの耳元の髪を優しく掻き上げ
「似合ってるよ…俺専用のメイドにして…
このまま部屋に閉じ込めておきたいくらい」
と耳元で呟いた。