ダサメン教師の秘密♥
『嘘?なの??』
今、謝った事が?
「あ、いや、そうじゃなくて・・・あの、メガネの件はすいません。弁償します!」
その女子生徒は慌てて弁解している。
『あー、弁償しなくていいから。てか、何が嘘なの?』
「えっと・・・ダサ教師じゃないじゃないですか!」
はぁ?
何言ってんだコイツ??
「と、とっても・・・かっこいいです・・・」
今度は頬を少し赤らめて言う。
『いや、苦し紛れの嘘みたいなの嫌いだから!俺もう行くわ』
そう言うと俺は、割れたメガネを拾いポケットに突っ込むと職員室に入る。