君との出会い~奇跡がある限り~
だって本当のことは言えないし……なんて思っていたら、麗羅からメールがきた。
まるで、あたしの意志が伝わったみたいに…
見てみると、その内容はやはりライブことだった。
この際思い切って二人も急に行くことになったと言ったら、驚いたことに麗羅はあっさりとOKしてくれた。
いろいろ探られるかと思ったあたしは、麗羅の反応が意外で拍子抜けしてしまった。
そして目の前にいる慶介にこのことを報告してあげたら、ものすごい勢いで喜んでいた。
頭が良くて、優しい麗羅は少し慶介にはもったいない気もしなくは無いが……
何だかあたしは、麗羅の親か、姉みたいだと思いながらみていたら、慶介が変顔をしてきた。
何だか少しじゃなくて、かなり勿体無いように思えてきた。
ので、あたしは軽く無視をして、ご飯にてをつけた。