君との出会い~奇跡がある限り~
「うん。わかった。でもどうすれば良いの?」
「……携帯持ってる?」
「うん。」
「じゃ、アド交換しよう。それで連絡するから。
待ち合わせとか聞かれたら困るし。」
こうして、私は由斗とお互いのアドと、ケー番を交換した。
家に帰った私は、さっそく亜美にYUNYUNに会ったことをメールで伝えようかと思ったが、明日直接言って驚かすことにした。
親には、もちろん自慢しておいたが。
「それにしても、…由斗だっけ?何であんなにYUNYUNに似ているのだろう?
それにYUNYUNの事知ってるっぽいし…。なんか謎だ…それに、少し苦手だな。」
気になった私は、勉強する手を止めてパソコンでYUNYUNのことを調べてみた。
一瞬双子かと思ったが、そんなことは書かれていなかった。
というか名前とか年齢、趣味以外はたいして書かれていなかった。