GAP-Girl×DJ-
時間は21:30をまわっていた。
早番のいつもならもうすでに家にいて、適当にテレビでも見ているころだろう。
今日のあたしはSTAR-ACEである、いっちゃんの家で適当にくつろいでいる。
安心なのか、睡魔が来た。
「・・・は~あ」
「眠い?」
「うん~なんかちょっとね~」
「寝る?」
「う~ん・・・寝・・・寝るっ?!」
「おう。お前ここ泊まってけばいいんじゃね?明日朝送ってやるよ。」
夢なのか!?
果たしてこれは夢なのか?!
「えっでもなんか悪いよ・・・!」
「今からお前を送ってここに戻るより、お前が泊まってった方が俺的に楽なんだよな。」
話はあっという間に泊まる方に進んでいった。
そりゃ嬉しくて爆発しそうだけど、ことが上手に運ばれすぎててあたしは焦った。
「風呂行ってこいよ。」
「う・・・うん。」
あたしは死にそうなくらい緊張していた。
「安心しろ。なんもしねーから。」
「・・・うん。」