days
そんなあたしの気持ちを、察してかどうかは知らないけど、屋良くんは、更に明るい声を出した。
「立川は、誕生日いつ?」
話が唐突すぎて、思わず吹き出しそうになった。
「7月、14日……」
「来週じゃん、ちょうどよかった」
来週なのは、来週なんだけど。
一体なにがちょうどよかったのか、あたしが訪ねる間もなく、屋良くんの話は続いた。
「前の日の13日さ、大会なんだよね」
その週は、市のスポーツ大会がある。
バレーボール部も例外ではなくて、12日が大会だったりする。
(陸上は、13日なんだ……)
そんなことを考えていると、屋良くんは一気にあたしに詰め寄ってきた。
「もしさ、もし、俺が今度の大会で自己ベストを出せたら、俺と付き合ってよ」
人生で2回目の告白。
またもや屋良くんからの、真っ直ぐな告白。
あたしはなんて言っていいかわからなかった。
「……ちょっと、考えさせて。今日は、じゃあね」
なんとかそれだけ言って、屋良くんに背を向けて、家までの道を走った。
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