リフレイン〜3rd Season〜
樹里はSATに行きたがってる。
けど…そのためには今の状態では不可能だ。
……だから…あたし達がバックアップしてあげなくちゃ。
「……うん。分かったよ!今日にでも誘ってみる」
あたしはニコッと笑った。
朱里は安心したように微笑んだ。
「ごめんなさいね、水樹…。なんだか押し付ける感じになっちゃって……」
「ううん!いいんだよ。まずはあたしが掛け合ってみるよ」
「えぇ。あたしも協力するから」
よーし!
樹里を成長させなくちゃ。
頑張るぞ!!
「――樹ー里っ!」
業務終了後。
あたしは樹里のデスクに行った。