リフレイン〜3rd Season〜
「ど、どーゆうこと?」
「どういうことも何も…水樹が樹里を連れて飲みに行くのよ。」
あたしが樹里と〜!?
「な、なんであたしが…」
「だって…水樹は係長だし。何よりあの子を変えてあげることに一番意気込んでたじゃない?」
う゛。
まぁ…そうだけど。
「もちろんあたしも協力するわよ?けど…あの子、きっと水樹になら心を開いてくれる気がするのよね。水樹は接しやすいし」
「え〜?そうかなぁ…。」
あたしは首を傾げた。
「あの子はきっと…心から安心して頼ったりできる人がいないのよ。ホントはそういう相手を探してるハズ」
「……………」
あたしは何も言えなかった。
……朱里が言ってることが最もすぎて。
「……だから水樹。樹里と話してあげてくれないかしら…。ホントはあたしだってしてあげたいけど……あたしは樹里に嫌われてる可能性が高いしね」
朱里は苦笑いを溢した。