リフレイン〜3rd Season〜

「一応言いますけど……ここ、警視庁ですよ?」




――!!!!




「イッ、イヤァーーーッ!!!!!!」




「ちょっ、おい!朱里!!」




後ろから聞こえたのは……ヒロの声。




「あ、あたしっ、先に行ってるから!!」




朱里はバタバタと給湯室から出ていった。




「ヒロォ~~邪魔すんなよぉーっ!俺と朱里の甘い時間を……」




「ここは警視庁ですよ。街の治安を守る警察官が職場でこんなことしないで下さいよ」




ヒロは淡々と珈琲を淹れ、カップを持つ。




「月島先輩、綺麗ですよね。スタイル良いし、仕事も出来るし。」




「はっ??」




俺はピキンと固まった。




ど、どういうこと!?



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