どうしょうもねぇくれぇ、好き。
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――…お昼頃。
俺は昨日と同じく、図書室に居た。
学校に来たのはぃぃが、やっぱり授業を受ける気分にはなれなくてブラブラと歩いていたら図書室に足を運んでいた。
図書室が落ち着くと体も思っているらしい。
そんな事を思いながら床に向けていた視線を上へと上げると
「よぉ、渉。」
今日は白い歯を覗かせて机に座っている祐毅が居た。
「…よぉ。」
取り敢えず挨拶をして椅子に腰掛ける。
すると我慢できねぇとでも言うように
「昨日、遠藤とどうだった?」
祐毅は、俺の気持ちを無視して聞く。
ぜってぇどんな結果だったか分かって聞いてんだろ。
そう思って祐毅を睨む。
すると祐毅は肩を竦めて
「俺は本人から聞かねぇと納得しねぇし、嫌なんだよ。」
と俺を見ながら言い放つ。
…ほらな、やっぱり結果知ってんじゃねぇか。
はぁ、とため息をつく。