プ リ ン ス
雲雀は有名なIT企業。
そこの跡取りであるのは要のお兄さん。
次男の要は他にやれることがあったと思うんだけど……。
『要はさ、なんで私の執事をやろうとしたの?』
「あ?あぁ…。
最初は社会勉強として高校卒業してから、執事養成学校に入学して、卒業して気付いたら宮王家に(笑」
つまりは成り行きね。
「でも、羽藍の専属になってよかったと思う。」
『なんで?』
「だってさ、お前の世話は大変だけどやり甲斐がある。それに執事の俺に優しくしてくれるし、フレンドリーに接してくれる。
俺は羽藍の専属執事になれて嬉しいよ。」
『そう?』
私は平然を装っているが、内心照れていた。
私も要が専属執事で嬉しい。
まぁちょっと詩音に似てバカっぽいけど、毎日煎れてくれる紅茶は美味しいし、真面目に執事の仕事をしている。
それにこの大きな家の中で孤独だった私に話し掛けてくれたのは要だった。
その時はまだ専属じゃなかったけど。
私は最後の一口を飲み終わり、席を立った。
『お父様の部屋に行く。』
「はいよー。」
要にカップの片付けをさせ、自室を出た。
お父様の部屋へ行った時から人生は大きく変わったんだ―……
そこの跡取りであるのは要のお兄さん。
次男の要は他にやれることがあったと思うんだけど……。
『要はさ、なんで私の執事をやろうとしたの?』
「あ?あぁ…。
最初は社会勉強として高校卒業してから、執事養成学校に入学して、卒業して気付いたら宮王家に(笑」
つまりは成り行きね。
「でも、羽藍の専属になってよかったと思う。」
『なんで?』
「だってさ、お前の世話は大変だけどやり甲斐がある。それに執事の俺に優しくしてくれるし、フレンドリーに接してくれる。
俺は羽藍の専属執事になれて嬉しいよ。」
『そう?』
私は平然を装っているが、内心照れていた。
私も要が専属執事で嬉しい。
まぁちょっと詩音に似てバカっぽいけど、毎日煎れてくれる紅茶は美味しいし、真面目に執事の仕事をしている。
それにこの大きな家の中で孤独だった私に話し掛けてくれたのは要だった。
その時はまだ専属じゃなかったけど。
私は最後の一口を飲み終わり、席を立った。
『お父様の部屋に行く。』
「はいよー。」
要にカップの片付けをさせ、自室を出た。
お父様の部屋へ行った時から人生は大きく変わったんだ―……