片恋★パンドラボックス
「あー。歌った、歌ったー!!次来るのは来週の奈緒の誕生日!!絶対、開けててよっ!」



「ありがとー!!」



「おー!!」



いくら日が長くなったいっても、ただ今の時刻、夜9時過ぎ。



さすがに外も暗くなり、明日も学校ということでそろそろ帰るか、で話がまとまったあたし達は、まだまだ賑やかな駅前通りを笑いながら歩いていた。

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