竜を狩る者
「じゃあ尚更ね」
フューリーはズイと身を乗り出した。
「ズメイがチマチマ矢を射ってるだけで仕留められる相手じゃないのは知ってるだろ?パートナーは必要だよ」
「え、いや…」
「あんたは矢でサポートしなよ。私がガツンと近距離や中距離でダメージを与えてやるからさ」
「いや、そうじゃなくて…」
「あー大丈夫、解毒剤作る為の毒はキッチリ確保してあげるし、報酬は6対4であんたが多く取っていいからさ」
「ちょっ…少しは人の話も…」
「私の名はフューリー。あんたは?」
「……」
また様になる仕草で溜息をついて。
「ラムダです…全く、貴女には敵いませんね」
彼はパーティーでのズメイ討伐を受注したのである。
フューリーはズイと身を乗り出した。
「ズメイがチマチマ矢を射ってるだけで仕留められる相手じゃないのは知ってるだろ?パートナーは必要だよ」
「え、いや…」
「あんたは矢でサポートしなよ。私がガツンと近距離や中距離でダメージを与えてやるからさ」
「いや、そうじゃなくて…」
「あー大丈夫、解毒剤作る為の毒はキッチリ確保してあげるし、報酬は6対4であんたが多く取っていいからさ」
「ちょっ…少しは人の話も…」
「私の名はフューリー。あんたは?」
「……」
また様になる仕草で溜息をついて。
「ラムダです…全く、貴女には敵いませんね」
彼はパーティーでのズメイ討伐を受注したのである。