二つのシルエット
徒歩1分ぐらいしか経ってないのに、もう目的地に着いたっぽい。
てか何?ここ…。
何かたまり場みたい…。
イケメンくんは呆然とする私の手を引き、中へと入っていく。
中にはカルフルな頭をしたイカツイお兄様たちがたくさんいて。
まさか!?
「ちわっす。」
「おつかれっす。」
と言って、お兄様方はイケメンくんに挨拶しだした。
そしてその度に私を見て目を見開く。
…そんなに女が珍しいか!
てかもしかして、もしかしなくても、マジでヤバい…?
ここは絶対どこかの族のたまり場だ!
しかもこのイケメンくん結構エライ人じゃない!?
私が紅龍ってバレたら…
イケメンくんは階段を登って、上にある部屋に私を連れて入った。