EXIT~出口を探し求めて~
町外れにやってきた。
外は大分暗くなっていた。
(あ!あったスニメナおばちゃんの家)
僕は駆け出した。
ドアを叩いた。
ドンドン
「スニメナおばちゃん開けて!!
僕だよ!
ゼロだよ!!」
「ゼロちゃん?
どうしたんだい?
こんな時間に」
「とにかく家の中に入れて
事情はちゃんと説明するから」
「わかったよ
お入り」
ガチャ
バタン
様子のおかしい僕のことを何も聞かずに家に入れてくれた。