シスコン★ブラザーズ

真っ暗な教室に

私のカバンだけが置いてあった


「やっぱり居ないじゃん。」



一言つぶやいて
歩き出そうとしたその時!!




「誰が~?」



突然聞こえた声

後ろから何者かに抱きつかれた







「ぎゃぁーーーーー。


やめて離して。
神様お願い助けて。
やだやだ、幽霊さん、
何でも言うこと聞くから。」




「おい、俺だよ。」



「知らない、知らない。
離して離して。」



「落ち着けよ、浬だよ。」



カチッ

電気がついて
顔が見えるとそれは紛れもなく浬だった



「あーもう。怖かったぁぁ。」


知らないうちに涙が流れていた


「泣くなよ、ごめん。
よしよし、もう大丈夫。」


「浬のばか。
本当に最低。」


そう言いながら私は浬に
抱きついていた


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