髪の短い天使



「レイ先輩ですか。あの、私レイ先輩の、ファンクラブを作ろうと思ってるんです!もちろん、勝手につくるのもなんなんで、公式ってことで、レイ先輩に許可をもらいにきました。」

















ファンクラブ?!











そんな、私の名前もわからなかった子が、私のファンクラブをつくるっての?







断ろうとした時。














後ろから、元気な声が聞こえた。













「麗ちゃんー!」














美幸か……











私が振り返ると、美幸はスキップをしながら、こちらへ近づいてきた。

















森原真緒は、美幸を見るなり、いきなりピシッとした。














「あ、真緒だ。麗ちゃんに会えたんだね。」















「はい。美幸さんのおかげで無事会えました。ありがとうございます。」












なんか、森原真緒は美幸のこと[先輩]って、呼ばないんだね……












美幸さんって、なんか美幸ってすごいな……















< 82 / 182 >

この作品をシェア

pagetop