髪の短い天使
「レイ先輩ですか。あの、私レイ先輩の、ファンクラブを作ろうと思ってるんです!もちろん、勝手につくるのもなんなんで、公式ってことで、レイ先輩に許可をもらいにきました。」
ファンクラブ?!
そんな、私の名前もわからなかった子が、私のファンクラブをつくるっての?
断ろうとした時。
後ろから、元気な声が聞こえた。
「麗ちゃんー!」
美幸か……
私が振り返ると、美幸はスキップをしながら、こちらへ近づいてきた。
森原真緒は、美幸を見るなり、いきなりピシッとした。
「あ、真緒だ。麗ちゃんに会えたんだね。」
「はい。美幸さんのおかげで無事会えました。ありがとうございます。」
なんか、森原真緒は美幸のこと[先輩]って、呼ばないんだね……
美幸さんって、なんか美幸ってすごいな……