rain×rain【完】
!!
私はすぐに異変に気づいた。
周りの浪士達を全員倒したあと、沖田さんは膝をガックリと曲げ苦しそうに口を抑えた。
「…っげほ、ごほっ!!」
私は沖田さんにすかさず駆け寄った。
「沖田さんっ!!」
沖田さんからは血の臭いがした。
「桜…ちゃん…げほっ!!ゴポっ」
口を抑える手の間からタラリと鮮血が流れ落ちた。
私はこの現象を知っている。
私はこの症状を知っている。
「沖田さん!!」
なぜだか涙が出そうになった。
その時、チャキリと刀を持つ音がした。