この星空の下で



「ここ座って♪」



彼女の勉強机の椅子に座らされた。


勉強机の上にはドライヤーと鏡が置かれている。




「はい、どうも♪」


と言って彼女は僕の膝の上に座ってきた



「ぇ、俺必要あるか?」


苦笑いしながら僕は聞いた



「あ~る!湯冷めしたらあかんから後ろから抱き締めといて!」



彼女が照れながら言った



僕は黙って抱き締めた。



彼女がドライヤーで髪を乾していると、彼女の良い香りがしてきて不思議と幸せな気持ちになった。



「なぁタツ…」



「ん~?」



「うちを離さんとってな…?」



彼女が切なそうに言う



「誰が離すか!たぶん離すとしたらナツやと思うわ(笑)」



笑いながら僕は言った



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