オレ様学級委員！！？

まあ放課後まで我慢しましたよ
「学級委員の二人はこのあと職員室に来てくださいね」
しょうがないな
「はい…わかりました」
めんどくさーい

「ゆーーーちゃーーん」
誰だろう？
「もうーー全然来てくんない里奈泣いちゃうぞーー」
あーあやばい
「りなゴメーーン許してちゃんと言う事聞くからさ」
ふーーんいったな
「じゃあさゆきさ私とおんなじ服着ようね？」
え…
「わかった」
よく考えてみれば私男用の制服だった
「よーーしじゃあ行こうねあ…拓様少しゆき借りますね」
何でおれに言うんだよ
「良いよ行ってきなよ」
ふーんまぁいいか
「ゆきーーーさぁれっつゴーだよ」
ヤバイ…
「はーいこうしてあぁして」
やっぱ可愛い
「はい終ったよ」
やっぱ着替えなおしたい
コンコン
「はーーい」
誰だろう

「優綺さんもうソロソロ授業が…始ま…りますよあれ？優綺さんですよね」
たっくんあぁここ更衣室だけど学級委員とか重役だけが入れるんだっけ？
(↑それって校長が決めたんでしょあんた一応中学生でしょ恥ずかしくないの？)
「拓様…可愛いですよね？もしかしてキュンってしました？」
は…そんなわけないじゃんかまぁ見とれてたのは確かですけど何だろうこのどきどき
(↑それが女子が言う胸キュンだよ)
「ご…ごめんなんか見苦しいところ見せて今すぐ着替えてくるね」
やっぱり可愛いとか言ってほしかったのにな
「何で着替えてるの？こんな可愛いのに…そうだそのまま授業出でみたら？」
な…何その提案絶対嫌だ里奈なら分かるけどね
「いい考えですね拓様そうしなよゆっちゃん」
だから俺に振るなってーのまぁいい考えだけどな
「な…何で僕にふるんですか？まぁ…いい考えだと思いますよ里奈さん……あそうそう僕の事様付けしないでね…ね優綺」
何いきなりあたしにふらないで
「何なのさたっくんいきなり話しふんないで」
アレーー？何でこんなに仲良しなのかな
「あのゆっちゃんもしかして拓さんと付き合ってたりして」
う…痛いとこ突くね
「里奈さんさ…秘密守れる？」
言うの言うの言っちゃうの拓やめて
「守る守る何々??」
言いたくないかも
「里奈実はあたしね…拓さんと付き合ってるの」
なーんだやっぱりそうか
「そんなの知ってたよもっとさ実は双子とか許婚とかさそっちかと思ったのに」
何で知ってんだよ
「何で知ってんの？」
えーーだって
「ゆっちゃんさ拓様のこと見るときさなんか優しい目とか妬いてる目とかしてたからだよ」
「まあいいやじゃあ授業つれてくね」
え…着替えさせてー
「頑張ってください拓さん」
ガラガラガラガラガラガラ
「すいません遅れました」
「拓様まだ先生きてませんよ」
嫌なんかみんなの視線が痛い
「キャーーチョー可愛い拓様誰ですかその子」
何だ気付くと思ったのにな
「この子？優綺さんだよ可愛いよね」
何でばらしちゃうの私が可愛いありえない