占い師の恋【完】


……ほんと、嫌になる。腹立つし、どうしてこう…。


「(端正なのばっかり…。)」


将生さんは、見た目的に若い。20代後半くらいに見える。焦げ茶色の肩までの髪を前髪だけバックにしていて、大人っぽい。

勿論、もうお決まりで。青の周りにいる人は皆が皆俗に言うイケメンである。



「…、」

「……はじめまして。」


ガン見してくる将生さんに気まずいとは思いながらも、ぺこっと頭を下げて挨拶をすると。


私に向けていた吃驚したような目を細め、優しく笑って返してくれた。

それに口元を微笑んで見せれば、将生さんは口元を片手で覆い



「もろタイプ…!」

「……、は?」



失礼な声と怪訝な目をいつもの癖で向けてしまい焦ったが、将生さんは全く気にしていなかった。


私から視線を離すと、今度は隣にずれていた青へと勢い良く顔を向ける。

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