召しませベリル~懲りないワタシ~
マリアは、勇気を出して、手を離し、変わりに、ベリルの腕にしがみつく。

細身なのに、筋肉質な腕。

何だか、ぞくっとした。

いい、意味じゃない。

何か、自分とは違う世界、みたいなものを、感じた。

このヒトには、近づいちゃいけないんだ。

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