召しませベリル~懲りないワタシ~
「あのさ、ベリルって、普段何してるヒト?」

「知らない方が良い」

そう、なるかな。

まあ、いいか。

何か、ベリルが何者だろうと、どうでも良くなる。

間近で見ても、そばにいても、喋っても。

ますます、いいっ!!

困られながら、ひたすら見つめていると、パフェが来た。

ピンクのアイスに生クリーム。イチゴソースに、生イチゴ。

口を可憐に広げたガラスの器に、かわいさ全開で乗っかっている。

「食べてっ」


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