2人のユウを繋いだ空



──────────
────────



「…っ、ん-…」



目が覚めた瞬間、あたしは自分がどこにいるのが直ぐに分からなかった。



隣を見ると、美しすぎる先輩が眠っていて、さっきの行為が蘇って来て、恥ずかしくなって、頭を振る。



寝顔まで、綺麗だなんて、うらやましいよ。






そのままボーっと、先輩を眺めるのを一人楽しんでいた。





綺麗なアーモンドアイ

す-っと高い鼻

綺麗な形の薄い唇




整いすぎる顔を見て……
はぁ~っと、ため息がこぼれた。







< 219 / 232 >

この作品をシェア

pagetop