せつなくて。
「いや・・・。ただ、さっきの行為は俺の理性がとまらなかったというか・・・、なんんというか・・・。悪かった!本当にごめん!!!!!俺のこと、許してくれないか?」
はぁ!?意味分かんない!!!都合のいい時ばっかり、あやまってきて・・・。
なんぼあやまってきたって、私の負った傷は癒されないんだから・・・。
「私は、とにかく!傷が、癒されるまで会わないから!!!!!!!!!!!!!!」
そう言いはなって、ドアを、ガチャン!と閉めた・・・。それから、何度も何度もインターホンが鳴った。けど、無視した・・・。
思い出したくない・・・。とにかく、わすれよう・・・。
私は、ただ忘れることだけを、おもった。だけど、テレビドラマを、見るたびに思い出してしまう。
普通は、ロマンチィックな場面でも、イヤな思い出しか、でてこない・・・。
明日から、学校だけど、秀くんに会ったらどうしよう、友達と一緒にいるとき、思いだしたら、どうしよう・・・、そんなことばかり考えて、夜は、眠れなかった。



< 6 / 10 >

この作品をシェア

pagetop