桃染蝶
「ところで、おまえ・・・」

「何、アニキ、どうした?」

「結婚祝い、何がいい?」

ため息をつく、正二。

「ふう、なんだよ
 そんな話かよ
 
 そんなもん何でもいい

 サオリと結婚できるかも
 今はわかんねえのに・・・」

「それ、どう言う意味だ?」

一夜の、真剣な眼差し。

「まあ、話すと長くなるから
 また・・・」

「そうか・・・早く籍要れねえ
 と腹ん中のガキ
 どんどん、でかくなるぞ」

「わかってる・・・

 サオリの親にも、近々挨拶
 に行く事になってるけど
 サオリの話じゃ、どうも
 親父さんが結婚を反対して
 いるらしい

 はあ、行くの憂鬱・・・」
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