桃染蝶
「じゃあ何かぁ
 おまえの親父さんは?」

「春馬だが、文句あるか?」

「文句、ねえよ」

束の間の休息、笑いあう声

話は、尽きる事はない・・・

ずっと、ずうっと

アニキと、こうして無駄口
叩いて笑い合っていたかった

魂を揺さぶられるほど

俺の全ては、兄貴

貴方中心で

貴方に憧れて

貴方になりたくて・・・

今、貴方のいない

この世界にしがみ付く意味を

俺は必死に探してる。

俺が捨てたものを貴方は
その背に背負い込み

俺となり生きる・・・
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