桃染蝶
「ううん、違うの
こんなにきれいに作れた
ことなくて、いつも
真っ黒で・・・
それに、おいしい」
「イチヤが帰ったら
食べましょう
イチヤ
クッキーだけは
大好きなのよ」
遠い昔、一夜にぶちまけた
クッキーの事を私は思い出
していた。
そして、クッキーを美味しそう
に頬張るショウの姿を。
ショウにも、このクッキーを
食べさせてあげたい。
ショウの元に帰りたい。
聞いていないテレビの音・・・
「さげるぞ」
「えっ?」
「もう遅い
テレビの音、さげるぞ」
「あっ、ごめん
消していいよ
私も、もう寝るから」
「そうか」
切れるテレビ。
こんなにきれいに作れた
ことなくて、いつも
真っ黒で・・・
それに、おいしい」
「イチヤが帰ったら
食べましょう
イチヤ
クッキーだけは
大好きなのよ」
遠い昔、一夜にぶちまけた
クッキーの事を私は思い出
していた。
そして、クッキーを美味しそう
に頬張るショウの姿を。
ショウにも、このクッキーを
食べさせてあげたい。
ショウの元に帰りたい。
聞いていないテレビの音・・・
「さげるぞ」
「えっ?」
「もう遅い
テレビの音、さげるぞ」
「あっ、ごめん
消していいよ
私も、もう寝るから」
「そうか」
切れるテレビ。