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私は生唾をゴクッと飲んだ。



冷や汗が流れる。



「あんたら潰すから。」


あんたらって‥私だけじゃないってこと‥!?


「返事聞かせてもらいましょうか。」



クスッと笑う3年生。



晃平を取るか、友達を取るか…。



「決められないのー?」


「友達潰しちゃうよ?」


「…。」


3年生はイライラし始める。


「さっさ答えろよ!!」


ビクッと体が反応する。



「ち‥近づきません…。」



「「「「「あははははっ!!!」」」」」



甲高い声で笑う3年生。



私は俯くことしかできなかった。




「じゃあ、私たち監視してるからね。」



そう言ってトイレを出て行った。



監視…。



私は足がガクガクしていることに気が付いた。
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