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放課後


紗代と美奈は部活に行き、和華と有加と美月と純と春真が私の所にきた。


「丗那、買い物行こうよ!」


「違うよ、映画だって。」


「はぁ?カラオケだろ。」


「いや、ケーキバイキングだろ。」


「「…。」」


私と春真はみんなのやり取りを見て固まった。



まだ言い争っている。


「丗那、どうする?」


「…。」


隣で春真が私に言った。



でも私はみんなのやり取りに呆気にとられていた。



「ねぇ丗那!買い物だよね!?」



和華が私に振る。


「…じゃあ全部で。」


「「「「はぁああ!?」」」」


「春真行こ。」


「フッ。」


私と春真が歩き出すとみんなもなんだかんだついてくる。



「映画とか眠くなるだけだろー。」


「はぁ!?いいじゃーん!」


「ケーキ喰いてぇ。」


「美月は食べることしか頭にないわけぇ??」


「お前らだって好きだろー?」


後ろからはそんな会話が聞こえた。



私と春真はクスクス笑った。
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