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もうすぐ行っちゃうんだって思ったら辛い。



私は自分で涙を拭った。




すると私の頭に暖かい手が乗った。



恐る恐る顔を上げると、晃平が私の頭に手を乗せていた。




「ばぁか。知ってるっつの。」



クスッと笑う晃平。




「こうへっ…」



最後まで言わさずに晃平は私の唇を唇で塞いだ。



強引で激しいキスに私は立っていられない。




でも賺さず晃平の腕が私の腰にまわる。





私は晃平の制服を握った。






大好き、晃平。





そっと離れた晃平は私を見下ろした。




「丗那‥。」



頬に触れる晃平。



私は晃平を見つめた。



「ごめん。」


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