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学園を飛び出し、空港へ‥。



私はタクシーを拾うことにした。



走ったんじゃ間に合わない。



一台のタクシーを拾い、乗り込んだ。




「空港まで!!」


「はい。」



お願いっ…間に合って…。



晃平っ…。




私はハラハラしながら窓の外を見ていた。




早く…。




こういうときに限って渋滞。




イライラする。


すると運転手さんが裏道に入ってく。


「お嬢ちゃん急いでるんでしょ?」


「っ!!」


「こっちの方が早いから。」


「ありがとうございます!」



運転手さんの言うとおり、スムーズに流れた。



もう少しで空港。



晃平っ…バイバイくらい言わせてよ…。




しつこいって言われても、晃平のこと好きだから‥。
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