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私たちは2年生になった。


晃平がいつ渡米するのか誰も知らない。



私は春真と同じクラスになった。



他のメンバーは違うクラス。



でも春真がいただけでもよかった。



しかも隣の席でいつもおしゃべりをする。



「丗那、今日どうすんの?」


「んー暇。」


「フッ‥いつもだろ?」


「春真のバカ。」


「言うようになったじゃん。」


クスクス笑う春真。


その時、パタパタと有加と和華が走ってきた。


「「丗那!!」」


「どうしたの二人とも。」


「晃平っ!今日!!」


「はい?」


「今日発つって!!!」


「えっ‥!!」



私は教室を飛び出した。



どうしてっ…どうして最後も会ってくれないの!?



ヤダよ‥晃平…。



私は必死に走った。
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