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私たちは恐る恐る振り返った。



そこには黒いオーラを放つ晃平が笑って立っていた。



笑ってるのは口角だけで‥目は笑ってない。



「ひっ!」


そんな声が出てしまうほど怖い‥。



「げ。私帰るわ。」


「私も!」


「じゃあね、丗那。」



そう言って3人は足早に教室を出て行った。



卑怯者――――!!!


気まずいじゃんか――――!!



この空気どうにかしてぇええええ!!



「晃平っ‥あのっ…さっきの‥「聞いてた。」



ですよねぇええ!!!



はははは…。やば‥。



晃平は机に浅く座った。



怖いよぉおおお…。



「丗那。」



「はいっ…。」



「俺も好きだ。」



晃平を見ると優しく微笑んでいた。



「…え?」


今なんと?
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