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保健室に入り、ベッドに寝かされた。



「…。」



熱はないんだけど…。



「丗那気分悪いなら早く言え。ばぁか。」



そう言いながらも冷えピタを貼ってくれる晃平。



そんなちょっとした優しさにキュンとする。



だから熱ないんだって…。



「先生いないし。」


そう言いながら何かを探している。



「…。」




今更教室戻ろうなんて言えないし‥。



いいよね、二人きりだし。



私がニヤけていると、晃平は体温計を私に渡してきた。



「ニヤけるほど熱あんの?」



クスッと笑う晃平。



私は一気にカアアアっと熱くなる。



私の体温大忙しだ。








ピピピピピピ


「貸して。」
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