風神Ⅱ




「どうやって風神に取り入ったんだぁ~?見たとこ巨乳でもねぇし。風雅達の弱味でも握ったかぁ~?」




ショボい宣言に引き続きこの発言。




あたしはソファーに座ったままで下から睨む。




「少なくとも誰かに売るような安い体なんて持ってないし、風雅達の弱味は持ってなくとも、探偵雇ってあんたの弱点探して全国にばらまきたい気分だね。」





あたしの言葉に鋭い目を名一杯見開く。




そしてなにが可笑しいのか肩を振るわせながら笑った。




そして体を風雅に向ける














「この俺様に、真正面から喧嘩売りやがった。しかも真顔で。……次はいい女見つけたじゃねぇか、風雅」






次は?







< 267 / 323 >

この作品をシェア

pagetop