風神Ⅱ
「どうやって風神に取り入ったんだぁ~?見たとこ巨乳でもねぇし。風雅達の弱味でも握ったかぁ~?」
ショボい宣言に引き続きこの発言。
あたしはソファーに座ったままで下から睨む。
「少なくとも誰かに売るような安い体なんて持ってないし、風雅達の弱味は持ってなくとも、探偵雇ってあんたの弱点探して全国にばらまきたい気分だね。」
あたしの言葉に鋭い目を名一杯見開く。
そしてなにが可笑しいのか肩を振るわせながら笑った。
そして体を風雅に向ける
「この俺様に、真正面から喧嘩売りやがった。しかも真顔で。……次はいい女見つけたじゃねぇか、風雅」
次は?