風神Ⅱ




「きっと、入学式の時に見たんじゃないかな?」




何事もなかったかのように風斗さんが言った。




「入学式ですか?」




何故入学式なのかとあたしは疑問に思う。




「これでも、君の通う学校の理事長なんだよ。」




風斗さんの言葉にあたしは思考が止まる。












理事長?




って先生達までもが尊敬しているているあの理事長?






「風雅、言ってなかったのか?」




「言ってねぇ。」




風斗さんと風雅の声が聞こえる。




が、そんなことも気にならないぐらいあたしの頭は慌てていた。









< 63 / 323 >

この作品をシェア

pagetop