青春しようぜッ!!
翔也が持って来たシャンパンをグラスに注いで乾杯した。


「じゃあ裕太から一言ずつ! 今年を振り返ってみてどう?」


明理がグラスを持ったまま裕太の背中をポンポンと軽く叩いた。


「よしっ! じゃあ姉さんからの頼みならしょうがねぇな」


「裕太ぁ?」

「嘘だって笑っ じゃあ本気で 今年は波乱だったけど楽しかった 親友も出来たし彼女も出来た 不満なんてなかったくらいこれからもみんなといたいと思ったし」


裕太・・・。
やっぱり普通のこと言うと明理の彼氏なんだなって思う。

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